思えば丸々一年前、まだレースの何たるかもわかってないころ(今でもわかってない)近くでやってるレースだからという簡単な理由で申し込みをして、参加証に同封された「ニュートラルカーがサポート・・・」を見た瞬間
「( ゚д゚)ハッ!やっちまった!」
身の程知らずを予感し、がしかし、あの当時では満足いく結果を残しました。
あれから1年、この日のために練習をして今日を迎えます。
参加したのはチャレンジレース。
周回を1周、そして鶴CCを除いた10kmを走る、全24.7kmのレースです。
去年より遅かったら・・・落車したら・・・膝が・・・心配はつきませんでしたが、何と!前回のタイムを約2分ほど縮めることが出来ました。
めちゃめちゃうれしいですウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
これまでの練習が一気に報われた思いです。
では簡単にレース展開おば、
昨年のスタートではスタートの号砲が鳴ってから、実際にバイクが動くまでに1分ぐらい?かかっていたような気がしました。なので、今日は前から2列目の陣取りに成功。
昨年は、「スタート」のゲートをくぐる前に落車がありました。
今年はスマートなスタートです。
古賀志林間ののぼりまでは集団後方につけ、いよいよ山岳です。
前回ははしゃぎすぎてすべての体力を使い切った上りも、ある程度のセーブをしながらのぼり切ります。
ある程度の人をパスしここまでは第一集団後方に位置づけます。
下りでは落車警戒!無理な追い抜きをしないで極力足を休める。
で平坦区間は集団後方にて待機。
このあたりで「よし、今日はいつもよりいけてる!心拍は高めだけど、足は回るし呼吸もOK」
昨年、完全にオールアウトした鶴CCののぼり、ここも次の古賀志を頭に入れて何とか上りきります。
ここまで数人に逃げがあったようで、まだその逃げ後方の第1集団キープ。いけてる!いけてるぞ!俺!
スタート地点に戻り1周を終えたころには「あーやっぱり足を使いすぎたかなぁ・・・」ってところ。
「もうだめだ」まで行ってないのでこのままペースをキープです。
しかし、この辺から心拍が170後半から下がらなくなる。気始まったか!
で、ここは無理は禁物と、2週目の古賀志はギヤは軽め、極力ケイデンスを高めにし足を残す。
頂上付近ですべての脚を使い切って下りで回復する作戦です。
というのも、上りきればここからは下り。ゴールまでののぼりは2箇所で上る距離は短い。
もうこののぼりでは集団も伸びていました。絶対に一人にならないことを意識しながら上りました。
何とかなる。
これが大間違い。下りで回復しない。平坦区間で集団から置いていかれ、一人旅状態。
しかし、ゴールまではわずか、気合で乗り切る!
そして残り2つのうちの一個目ののぼりに入ります。
ここで、ここまでのオーバーペースがたたり、自転車人生で初めて、脚がつりました。
つったのか?これがつる痛み?肉離れに近いような激痛が一気にふくらはぎを襲撃しました。
あわてて触るとカッチカチになっていて、激痛がやまない。
恐る恐る、ペダルを使ってかかとを下げ、ふくらはぎを伸ばします。
( ^ω^)おっ、何とか踏めそうだ。
でだましだましまわす。
何とかゴールは出来そうだ。
しかしまたもふくらはぎが硬直!激痛!
何のために1年練習してきた。何のためにここまで走った。ゴールはもう目の前。
惰性で走るバイクのペダルで何度もストレッチ。
いける。最後のダンシングで残りののぼりを登りきる。
後はゴールまでスプリント、もちろんひとりで・・・。
2周目の古賀志で相当な人にパスされたのわかっていましたが、これが自分の実力。
無謀と頑張るは違う・・・と心に言い聞かしペース配分したつもりでしたが、まさかこんなことになるとは。
「あの時脚がつらなければもっと上に」という考えと、
「つるほどまわしすぎた結果がこれ。オーバーペースの極み」という考えが同時に襲ってきました。
しかし、昨年の自分を越えられたことが何よりのご褒美です。
また来年を目指して練習に励もうと思いました。
と同時に、同じチームで参加できなかった方がサポートをしてくれました。
沿道で応援するため徒歩で頂上で待っていてくれた方、荷物を見ていてくれた方、私をレース会場まで送ってくれた方、結局使えなかったローラーをわざわざ上まで運んでくれた方。
ものすごく、ありがたかったです。
本当にありがとうございましたと言いたいです。(じゃいえよ・・・)
応援というものが、これほど頼りになって、心強いものだとは思いませんでした。
というわけで、大変意義のある、いろんなことに満足していろんなことに感動した1日でした。
この日を忘れることなく、来年のこの日のためにまた頑張ります。