2009-10-01

サクリファイス読んだ





普段、あまりマンガは読まないほうで、活字自体も苦手ですが自転車が絡むものは興味があります。


シャカリキ、オーバードライブ、弱虫ペダルと読破したまたま別のものをネットであさっているときにヤングチャンピオンで連載していたという「サクリファイス」を発見しました。

まぁ、Amazonのお勧めにやられた形で、CD買ったら送料無料までもう少しだったので買い足した感じです。



カテゴリ的には、「ロードレースを舞台としたミステリー」ということで、




なんのこっちゃ( ゚Д゚)ハァ?




となるわけですが、この「なんのこっちゃ」に惹かれ、原作が小説で賞を取っていると言うことで全3巻のうち1巻を買って読んでみました。のちに全巻買っとけとなったのはお察しのとおりです。





ロードレースにどうやってミステリー要素を入れてくるのか全く分かりませんでしたが、

1巻の1ページ目からすでに・・・。





ミステリーと言う割には表紙は思いっきりロードバイクマンガでした。





あまり書くとネタばれになるので書きませんが、結果として3巻すべて買いましてわたし的には大変面白かったです。

この作者のうまいところは、ロードレースを知ってる人も、知らない人も自然とロードレースの必要な知識を展開中から知ることができて、知ってる人には簡単すぎず、知らない人にもしつこくなりすぎず、ちょうどいいころあいをたんたんと書いてます。



なので、知ってる人が「そんなこと知ってることをくどくどと・・・」とか、
知らない人が「自転車のめんどくせー説明はいいんだよ!」とならないと思います。





主人公はチームのアシスト、まさにサクリファイス(=犠牲)になるわけですが、読み終わった後で、cyclingtime.comのインタビューで言っていた、





「このタイトル以外、ぴんとくるタイトルはなかった」




という言葉の意味がわかりました。



どうやら著者の近藤史恵さんは大のロードレースファンのようで、インタビュー内容が本題とはそれてジロやツールの話でもちきりになったようです。(本人はロードバイクには乗らないそうです)




自転車スポ根とは違った感覚でなかなか楽しめる作品だと思います。



3 件のコメント:

  1. 僕も気になってました。
    主人公がアシストって所にですが。
    『ミステリー』なんて売りもあったんですね。
    今度貸してください!!

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  2. いいよー。
    朝練来たらね!

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