フレームのどこかから発生している異音。
私は完璧にBBからなっていると思っておりました。
以前、フレームに入った水がBB近辺に溜まって音鳴りの原因になっていたことがあり、ショップでばらし→組付けで解消した経験があるので「またそれか・・・」と思っていました。
コンポを交換するまでは・・・・
今回新105に交換することになり、きっとこの異音ともおさらばできると思っていたのですが、戻ってきたわがバイクは寸分たがわず異音を奏でてくれました。
音質、タイミング、音量どれをとってもコンポ変更前と変わらない。
これは、BBじゃない!ってことで、いよいよ原因を追及です。
コンポ以外の箇所で考えられる箇所は以下に絞りました。
[組付け箇所]
・ペダル
・ステム-ハンドルのクランプ部分
・ステム-コラムのクランプ部分
・ヘッドパーツ
・各ワイヤーアウター受け
・BB下のワイヤーガイド
・シートクランプ
・サドルレール
・スポークマグネットとセンサー
[番外編]
・ツールボトル
・サドルバック
発生タイミングとしては、左クランクが21時~22時ぐらいでダンシング時に顕著。
これでBBかクランク、ペダルだと思っていました。
しかし、ごく稀に、停止した瞬間とかバイクを持ち上げた時にもなる時があります。
これは・・・ハンドル周りじゃなかろうかと。
で、ものは試しに前輪を足ではさみ、ハンドルを上から押さえつけてみる。
「カチン!」「カチン!」
ハンドルの左右に交互に上から力をかけると音が再現できました。
ここで犯人はほぼ絞れてますが、念のため、ハンドルを持たずにトップチューブを持ち、ペダルにトルクをかけてみますが全く異音が出る気配はありません。
これは犯人をハンドル回りと断定、逮捕状請求www
ダンシング時にはハンドル、ヘッド近辺にはかなりの力が加わると思いますので、おそらくここ。
しかも比較的簡単にばらせる。
このバイクでフォークを抜くのは初めてなのでいくらか緊張しましたが、(後にインテグラルヘッドの構造の簡単さにビビり、これだけなのにこの値段にビビる)なんとか全部をばらして陳列。
インテグラルはステム側とフォーク側にそれぞれシールドベアリングがありますが、どうやらフォーク側の動きが若干渋い。微妙に見える隙間にDURAグリスを塗りたくる。
併せてステム側も。
コラムにも、スペーサーにも、ステムクランプ部分にも塗りたくる。
スペーサーの間からはみ出すグリスをふき取る。
で同じことを試すと・・・全く音が消えました!
あの忌々しい異音ともおさらばできました。
で本日の朝練。ダンシングしても全く異音は出ませんでした。
いやぁ、もしかしてベアリングとかでヘッド交換とかなったらまた金が・・・と思ってましたが解消できてよかった。しかしまったく音がしないというのはめちゃめちゃ気分がいいですね。
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