メカトラ
リアディレイラー巻き込みです。
時は帰宅時、場所は自宅まで30mのところ。
工事中の道路(工事時間が終わり、暫定舗装されているが砂利が浮いてる)をゆっくり進み信号待ちをしてました。
信号が青に変わり、ゆっくり進みだしビンディングを入れようとした瞬間、
「ガギョッ!ギギギギギギギ......」
という音とともに、自転車が停止しました。
回らなくなったペダルの感覚を感じつつ、リアタイヤに目をやると、
ぷら~ん
リアディレイラーが無残な姿に。
こちとら横断のどまんなか、青とはいえ「これ、タイヤまわんの?」って感じでパニクりながらも押してみると動くので、渡り切る。
渡りきったところで、完全にチェーンによってのみ本体にぶら下がってるRD、見事にねじ切れているディレイラーハンガー。
ここまで跳ね上げたんかい!ってところに傷をこさえたシートステーを見て 「あ、これが噂に聞くディレイラー巻き込みってやつか・・・」 と目線が遠くなりました。
しかしながら今回の場合、ほんっとに低速だったため、フレームにはほとんどダメージはなく、交換となったのは、RD、リアエンド、チェーン、リアホイール振れ取りのみでした。
リアがロックするので、盛大にジャックナイフになるような事はないとは思いますが、これが30km/hぐらいの巡航で発生したとすると、身の危険と財布の危険により精神崩壊しそうになりますね。
考えられる理由は、工事エリアを通過した際の砂利の巻き込み。 おそらく、チェーンの何処かに小石が挟まり、RDのガイドプーリー付近でロック、その後上からチェーンが引っ張られたことにより、ディレイラーごと持ち上げられ耐え切れなくなってスポークに侵入→メタモルフォーゼ!ってところでしょうか。
渋々ショップに持込み、全てを交換。 さすがに新品RDと新品チェーンの組み合わせは変速がパチパチ決まります。 ついでと思って、ミッシングリンクを入れようとした時に、 「あ、それも巻き込みの原因になりますよ・・・」 とありがたいアドバイスをもらい、掴んだ商品をそっと戻したのはいい思い出です。