久しぶりの更新になってしまいました。
月間1000km走行と巨大な目標を立てておりましたがあえなく撃沈です。
原因は夏季休暇中のテイタラクな生活です・・・。
昨今の不況により、あまり金をかけずに夏休みを過ごそうというファミリーテーマの下、コンスタントに子供をプール、公園、虫取りと連れてった結果、まとまった時間がとれませんでした。
しかし、夕方には家に帰って来てプシュッ!っとやってしまい、早い時間から睡眠。
早めに起きてたまった録画を見たり、通常の生活中にはできなかった床のワックスがけや水槽の水交換を行ったりしました。
まったく、良いパパでした。
で!
夏休みでたまりにたまった補給食(笑)をデトックスすべく、日曜日に日光いろは坂~金精峠登坂を慣行してまいりました。
いろは坂は一度登っており、戦場ヶ原までは行ったことがありましたがそのまま金精峠のオプションは初めて。
膝の不安もさることながら、いろは坂は一方通行のため途中で折り返すことができないという無言のプレッシャーはすごいものがあります。
車でいろは坂の麓まで移動。
無料駐車場に車を停めます。この時点で、マウンテンバイクの方やロードバイクの方、たくさん見かけました。
実質9kgのロードバイクも、多量のボトルと携帯ポンプや携帯工具などで相当の重さになります。
ヒルクラでは致命的です。
しかし、一番の重量は夏休みでため込んだおれのお腹だと思って、十分な工具一式をサドルバッグと背中に詰めました。
2度目のいろは2週間全く乗っていなかった私にとっては相当きつく、「金精峠は諦めようかなぁ・・・」と思わせるほどでした。
いろは登坂中、後ろで通常の会話をしている仲間たちはきっと電動アシストがついているんだと心の中で思ってました。
(こんなジョークすら口に出す余裕がなかったのが事実)
すでにインナー×ローを使い切っている恐怖に耐えながら何とか明智平に到着。
前回余裕だったと思ったいろは坂でしたが、過去の自分の偉大さを改めて痛感しました。
(※決して今の自分がだめなわけではないと心に言い聞かせる)
中禅寺湖を横目に戦場ヶ原に到着、軽い休憩ののちいよいよ金精峠へ。
戦場ヶ原を抜け、また登りが続く。
すでに金精峠だと思っていたため、のちに出てくる「ここから金精峠」の看板に無性に腹が立って、「膝痛くなんねぇかなぁ、痛くなれば折り返せるのに・・・」と逆説的な状態になる。
金精峠はそれほどの勾配を感じないまでも、とにかく一定の勾配を保ってくれるおかげで休むポイントがないという感じ。
ちょっと気を緩めると、すぐひとケタ台の時速になってしまう。
心拍計は常に170台をキープ。いつの間にこんなに超高回転型になったんだ!
また、眼前には巨大な山がそびえたち、そこに向かって長い直線ののぼりと、山の中腹に見えるこれからあそこまで登らされるであろうつづら折の道がいやでも目に入ってくる景色は体はおろか、心の体力までがっつり削ってくれた。
このときすでに、5人中2人に置いて行かれた状態で、もう一人と励ましあいながらの走行。
「あと何Kmあるんすかね?」「まだ半分ぐらいすか?」「いや、まだ来てないね」
とネガティブキャンペーンを開催していた。
もうすぐだと思った到着地点が遠い先だと知ったとき、何かが壊れそうになってしまうのが怖くて、まだまだ先だと思いこむ作戦。
さっき見えた中腹までようやく登ったあたりで、「そろそろ行きますか?」とか戦友がが言い出す。
言ってる意味がわからなかったが、引き返すということではなさそうだなぁと思って「やだ!」と返事をした。
当然おいて行かれる・・・orz
山を突きぬくトンネルを抜けると約2kmの下りになった。
ここまで大っきらいになっていた自転車がちょっと好きになる瞬間である。
金精峠の茶屋らしきドライブインが折り返しポイントへ到着!後は下りを折り返すだけだ!と思ったが、2km下ってしまったことを後悔する。
金精峠の茶屋でB級グルメを堪能したあと、一気に下る。
あれだけ時間をかけて登ってきたのに、あっという間に下りきってしまう。重力ってすげえ。
待望の肉やに到着するも、あきれるほどの行列と腹減り具合にお店をチェンジ。
これぞ日光と思われるお店を発見し昼食。家康ラーメンと忍者ラーメンは秀逸。ぜひご堪能ください。
※ちなみに私はこんな地雷は踏めないので焼肉定食でしたwww
走り切った後は、今まで感じたことのない疲労感にさいなまれました。
膝周りの筋肉がカチンコチンで、本日も疲労が抜けません。乳酸キープ力抜群です。
とはいえ、関節の痛みではないので安心しています。
金精峠の頂上では、「もう二度とこねぇぞ、こんなとこ!」って思いましたが、今こうしてレポートを書いていると、また行ってみたいなぁなんて思ってしまうから不思議です。
というわけで、長くなりましたが、とても充実したツーリングでした。
月間目標からは程遠い結果となりましたが、これにめげずに再出発したいと思った夏休みでした。
「そろそろ行きますか?」
返信削除って、おいらの台詞っすね(▼∀▼)ニヤリッ