2009-10-25

JapanCup CycleRoadRace2009 参加レポート




とうとうこの日がやってきました。

思えば丸々一年前、まだレースの何たるかもわかってないころ(今でもわかってない)近くでやってるレースだからという簡単な理由で申し込みをして、参加証に同封された「ニュートラルカーがサポート・・・」を見た瞬間

「( ゚д゚)ハッ!やっちまった!」


身の程知らずを予感し、がしかし、あの当時では満足いく結果を残しました。



あれから1年、この日のために練習をして今日を迎えます。

参加したのはチャレンジレース。
周回を1周、そして鶴CCを除いた10kmを走る、全24.7kmのレースです。




去年より遅かったら・・・落車したら・・・膝が・・・心配はつきませんでしたが、何と!前回のタイムを約2分ほど縮めることが出来ました。


めちゃめちゃうれしいですウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!

これまでの練習が一気に報われた思いです。



では簡単にレース展開おば、



昨年のスタートではスタートの号砲が鳴ってから、実際にバイクが動くまでに1分ぐらい?かかっていたような気がしました。なので、今日は前から2列目の陣取りに成功。

昨年は、「スタート」のゲートをくぐる前に落車がありました。
今年はスマートなスタートです。

古賀志林間ののぼりまでは集団後方につけ、いよいよ山岳です。
前回ははしゃぎすぎてすべての体力を使い切った上りも、ある程度のセーブをしながらのぼり切ります。

ある程度の人をパスしここまでは第一集団後方に位置づけます。

下りでは落車警戒!無理な追い抜きをしないで極力足を休める。
で平坦区間は集団後方にて待機。

このあたりで「よし、今日はいつもよりいけてる!心拍は高めだけど、足は回るし呼吸もOK」

昨年、完全にオールアウトした鶴CCののぼり、ここも次の古賀志を頭に入れて何とか上りきります。

ここまで数人に逃げがあったようで、まだその逃げ後方の第1集団キープ。いけてる!いけてるぞ!俺!

スタート地点に戻り1周を終えたころには「あーやっぱり足を使いすぎたかなぁ・・・」ってところ。

「もうだめだ」まで行ってないのでこのままペースをキープです。

しかし、この辺から心拍が170後半から下がらなくなる。気始まったか!



で、ここは無理は禁物と、2週目の古賀志はギヤは軽め、極力ケイデンスを高めにし足を残す。
頂上付近ですべての脚を使い切って下りで回復する作戦です。
というのも、上りきればここからは下り。ゴールまでののぼりは2箇所で上る距離は短い。

もうこののぼりでは集団も伸びていました。絶対に一人にならないことを意識しながら上りました。



何とかなる。


これが大間違い。下りで回復しない。平坦区間で集団から置いていかれ、一人旅状態。

しかし、ゴールまではわずか、気合で乗り切る!


そして残り2つのうちの一個目ののぼりに入ります。


ここで、ここまでのオーバーペースがたたり、自転車人生で初めて、脚がつりました。

つったのか?これがつる痛み?肉離れに近いような激痛が一気にふくらはぎを襲撃しました。


あわてて触るとカッチカチになっていて、激痛がやまない。


恐る恐る、ペダルを使ってかかとを下げ、ふくらはぎを伸ばします。


( ^ω^)おっ、何とか踏めそうだ。



でだましだましまわす。


何とかゴールは出来そうだ。



しかしまたもふくらはぎが硬直!激痛!

何のために1年練習してきた。何のためにここまで走った。ゴールはもう目の前。

惰性で走るバイクのペダルで何度もストレッチ。


いける。最後のダンシングで残りののぼりを登りきる。


後はゴールまでスプリント、もちろんひとりで・・・。



2周目の古賀志で相当な人にパスされたのわかっていましたが、これが自分の実力。

無謀と頑張るは違う・・・と心に言い聞かしペース配分したつもりでしたが、まさかこんなことになるとは。



「あの時脚がつらなければもっと上に」という考えと、

「つるほどまわしすぎた結果がこれ。オーバーペースの極み」という考えが同時に襲ってきました。



しかし、昨年の自分を越えられたことが何よりのご褒美です。



また来年を目指して練習に励もうと思いました。
と同時に、同じチームで参加できなかった方がサポートをしてくれました。

沿道で応援するため徒歩で頂上で待っていてくれた方、荷物を見ていてくれた方、私をレース会場まで送ってくれた方、結局使えなかったローラーをわざわざ上まで運んでくれた方。

ものすごく、ありがたかったです。
本当にありがとうございましたと言いたいです。(じゃいえよ・・・)

応援というものが、これほど頼りになって、心強いものだとは思いませんでした。


というわけで、大変意義のある、いろんなことに満足していろんなことに感動した1日でした。


この日を忘れることなく、来年のこの日のためにまた頑張ります。

2009-10-21

デサント ウォーミング マッサージジェル



JapanCupサイクルロードレースも今週末に控え、パワージェル系をむさぼりにスポーツ量販店に行きました。
ひとしきりドリンクの粉末やジェルを物色した際にふと目に入ったのがこのマッサージジェルでした。




これは運動前のマッサージに使用するもので、マッサージとジェルの相乗効果で筋肉の温度を高め激しい動きに対応し、運動前の筋肉を活性化させパフォーマンスの向上につなげるという白物だそうです。

定価¥2,500程度となかなか高価な値段でしたが、なぜか特売ラベル付きで¥1,900だったので買ってみました。

チューブについていたシールには

STEP 1 適量を手に取る。
STEP 2 すり込むようにマッサージする。
STEP 3 サラサラになる。
STEP 4 数分後、ポカポカしてくる。※個人差があります
STEP 5 ジェルとの相乗効果によって筋肉の温度が上がり、緊張ほぐれる
STEP 6 筋肉スタンバイOK!

とかいてあります。


ほんまかいな・・・。


ここは例によって通勤でトライ。

朝の忙しい時間に準備運動のできない私にとって、これが代わりとなってアップしてくれれば大助かりです。

STEP 1 適量を手に取る。

この適量がわからん・・・。とりあえず、全体に行きわたるぐらいを出す。

STEP 2 すり込むようにマッサージする。

出したジェルを膝を中心に塗り込む

STEP 3 サラサラになる。

うんうん、なるなる。

STEP 4 数分後、ポカポカしてくる。※個人差があります

・・・しなーい!

STEP 5 ジェルとの相乗効果によって筋肉の温度が上がり、緊張ほぐれる

・・・(´・ω・`)

STEP 6 筋肉スタンバイOK!

Σ(・∀・;)これでいいの?



で、通勤です。


べたべたしないので、この上からレッグウォーマーを装着。


確かに足だけ寒くないような気がする。しかしポカポカするほどでもない。



まぁ塗らないよりはましだったのだろうと翌日もトライ。






翌日は若干大胆となっていて、間違ってチューブから出しすぎる。


(※これが功を奏す)


出しすぎたのは左足分で、右脚はすでに完了してました。



もったいないので全体にまんべんなくぬりぬりします。

なかなかさらさらにならないけど、しばらく放置するとすっかりサラサラに。



で、朝飯食って出ようと思った瞬間


( ゜д゜)ハッ!あったかい!ぽかぽかしてる!でも左足だけ!


貧乏性が祟って「適量」を見誤っていたようです。



今のところ、肌荒れやレーパンへのダメージはないです。


はたしてこれがウォーミングアップになっているかどうかは別として、本当に足がぽかぽかしてきます。おそらく生足でも寒くないのではないでしょうか?


120gなのですぐ使いきってしまいそうですが、もう膝の痛みには出会いたくないので冬の通勤には使っていこうと思います。





2009-10-19

マルトデキストリン

ロードバイクでのロードレースに必要不可欠な補給。
純粋に水分の補給と、失っていくエネルギー(カロリー)の補給と考えられます。

走行中にはスポーツドリンクにて適度なカロリーと水分を補給します。

しかし、長距離のレースになるとスポーツドリンクでは補給しきれない部分をジェルなどの食物(?)により補給するわけです。

私のようなサンデーレーサーの底辺ではエンデューロに出ない限りは水分(スポーツドリンク)の補給だけで大半はOKだと思います。

とはいえ、スポーツドリンクだけでは摂取できるカロリーもたかが知れているということで高カロリー、高機能のドリンクは無いかと探していましたが、あるにはあれどみんな高い!

レースでの決戦ドリンクだから頻度は限られるとはいえ、練習で使ってみて試してみたい。


そこで見つかったのがこれ。


バーサーカーのマルトデキストリンです。



このマルトデキストリンとは、
これは、100グラムで379kカロリーを補給できる優れものです。
かの有名な「カーボショッツ」の主原料となっていますが、カーボショッツは高い・・・。


1ショッツ当りの成分(45g)
カロリー 約117kcal
炭水化物    29.8g
脂肪  0
たんぱく質  0
ビタミンC    9mg
ビタミンE    2.3mg
ナトリウム 36mg
カリウム    18mg
お値段 約200円

では、このデキストリンはどうなるかというと、

マルトデキストリンの成分(100g)
・エネルギー  379kcal
・タンパク質  0g
・脂質  0g
・炭水化物  94.76g
・ナトリウム  2mg


お値段が2kg、約2000円なので、1g/1円となります。

100gで379kcalなので、3.8kcal/1gとなりますね。

と言うことは、117kcalは30.79gで達成できる計算になるので、カーボショッツと同じ補給を行うための金額はなんと31円!

念のため書いておきますが、これはカロリーだけの話です。
カーボショッツには他にもクエン酸やビタミンが含まれているので、同じ効果は期待できないでしょう。

しかしこのコスパは最高!
通勤でも問題ないわ!ってことで、早速Amazonにて購入。

で試してみる・・・まずい・・・まず過ぎる。

飲んだ瞬間はほんのり甘い砂糖水って感じだが、後味が気持ち悪すぎる。
ボトルのプラスチックが溶けたんじゃねぇか?と言うような後味がします。

これは単品での使用は危険と判断し、味付け+足りない栄養部を補給します。


水500mlにデキストリン約60g(200kcal)、ポッカレモン数滴(クエン酸)、塩数g、これに味付けの天然はちみつを適量・・・。


で試してみる・・・まずい・・・それぞれの材料がいかんなく嫌な部分を主張している!
レシピから想像した味は、ほんのり甘く酸味が漂い、蜂蜜により後味なめらか・・・だったのに!


で、最終手段、既存のスポーツドリンクを薄めてデキストリン投入!



うーん、うまい!これが一番うまい。



既存のスポーツドリンクって結構甘すぎて、距離を走ったときに飲むとべたべたと感じますよね。
約倍に薄めてちょうどいい感じ、そこにデキストリンを50gほど追加しました。

甘さが追加されることもなく、デキストリンの後味も既存のスポーツドリンクに消されて大変良好です!



しかし・・・・・



値段を抑える目的が既存のスポーツドリンクを使うことによって帳消しになってないか、そこはあえてスルーしてます・・・orz

2009-10-14

3本ローラー



友人から拝借しました。

恐怖の3本ローラーです。見た感じはまったく難しさを感じないのですが乗ったときの不安定感は抜群です。

先日の久しぶりのちゃり通で、3週間のブランクをいやと言うほど感じてしまった私は今週の一週間で体を元に戻すべく必死になって追い込むつもりです。


で拝借したのですが・・・




追い込むほど乗れないから追い込めないという惨劇!




なんとも無念。

壁に手をつきながら、何とか回転をあげていきます。
室内でのローラーは外の感じとはまったく違ってケイデンスが早く感じる。
60ぐらいでも90近くまわしている感覚になりました。これはローラー部屋が物置ということで狭いためかも知れません。

である程度ケイデンスが上がったところでスッっと手をハンドルに、まずこのときが怖い!

ちょっと気を抜いてバランスを崩せばどうなることやら・・・。

前輪はフラフラするし、後輪もなんだかずるずる右にずれていく感じもします。
(もしかして、うちの床、斜めの欠陥住宅?)

とはいえ、ここで引き下がったらほんとに追い込めないし、ペダリングが下手であることを証明するようなものなので意地になってこいでいると以外や以外、30分ほどで慣れました。

とはいえ、横に壁がある環境なので万が一のときは手をかけて回避してます。


本日は雨で通勤は車、明日は乗れそうなので通勤+帰宅後のローラーでしょうかね。


JapanCupまで残り10日、出来ることはやってみようと思ってます。





2009-10-12

カーボローディング

大変忙しい一週間でした。

先週は台風直撃でほとんど自転車には乗れませんでした。

そして、台風一過の金曜日からは、


金 :職場のゴルフコンペ
土AM :幼稚園の運動会
土PM :市民体育祭の反省会という飲み会
日 :ゆっくりしたいのに家族にひっぱりまわされる


という、超過密スケジュール。

月曜日はあえなく出勤となっております。



仲間内の連絡用掲示板は朝練やらJapanCupに向けた練習やらでにぎわっているし・・・。

日曜日は「公園つれてけ」と言われ、子供らは自転車で、私は徒歩。

俺も自転車に乗りたい!乗りたい!すごく乗りたい!

しかし、週末の疲れがどっと押し寄せているアラフォーの体は気合いとは裏腹に重いです。


JapanCupまで2週間を切りました。

今週一週間で追い込んでいじめて、来週一週間でリカバリを計ります。


前から気になっていたカーボローディングをやって見ようかと思っています。


レース前から炭水化物を多めに摂取し、体内に蓄えておくものの様です。
昔は1週間かけてじわじわ増やす方法が取られていたようですが、練習量を減らすことによっても体内にはいつもより余分にグリコーゲンが蓄積されるそうです。
2,3日前から炭水化物を多めに取るだけでよいようで、最大で1.5倍ほどの蓄積量となるとか。

まぁどんだけ変わるかわかりませんが、悪くなることはなさそうなので試してみよう。


と、言いながら、前日の夜は仕事の飲み会・・・。


飲まなきゃいい・・・そうなんですよね・・・それができればいいんですが、私にその精神力があるかどうか・・・。

2009-10-04

来週は一週間雨です

どうも天気がぱっとしませんね。

来週は一週間雨のようで、どうやら通勤は出来そうにありません。

今日は体育祭でした。
体育祭といっても宇都宮では、いろいろな種目に分かれて各地にて行います。

私は毎年、野球に呼ばれて参加してます。


たまたま出塁した再の走塁でなんだか股関節を痛めてしまったようで、強烈な痛みがあります。

試合中は何でもなかったのですが、どうやら脳内麻薬が切れたとたん痛みが出たようですね。



据わった上体から太ももを上げようとすると股関節に激痛が・・・ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!


きっと明日は股関節痛と筋肉痛にさいなまれると思います。

雨でよかったかも・・・

2009-10-01

サクリファイス読んだ





普段、あまりマンガは読まないほうで、活字自体も苦手ですが自転車が絡むものは興味があります。


シャカリキ、オーバードライブ、弱虫ペダルと読破したまたま別のものをネットであさっているときにヤングチャンピオンで連載していたという「サクリファイス」を発見しました。

まぁ、Amazonのお勧めにやられた形で、CD買ったら送料無料までもう少しだったので買い足した感じです。



カテゴリ的には、「ロードレースを舞台としたミステリー」ということで、




なんのこっちゃ( ゚Д゚)ハァ?




となるわけですが、この「なんのこっちゃ」に惹かれ、原作が小説で賞を取っていると言うことで全3巻のうち1巻を買って読んでみました。のちに全巻買っとけとなったのはお察しのとおりです。





ロードレースにどうやってミステリー要素を入れてくるのか全く分かりませんでしたが、

1巻の1ページ目からすでに・・・。





ミステリーと言う割には表紙は思いっきりロードバイクマンガでした。





あまり書くとネタばれになるので書きませんが、結果として3巻すべて買いましてわたし的には大変面白かったです。

この作者のうまいところは、ロードレースを知ってる人も、知らない人も自然とロードレースの必要な知識を展開中から知ることができて、知ってる人には簡単すぎず、知らない人にもしつこくなりすぎず、ちょうどいいころあいをたんたんと書いてます。



なので、知ってる人が「そんなこと知ってることをくどくどと・・・」とか、
知らない人が「自転車のめんどくせー説明はいいんだよ!」とならないと思います。





主人公はチームのアシスト、まさにサクリファイス(=犠牲)になるわけですが、読み終わった後で、cyclingtime.comのインタビューで言っていた、





「このタイトル以外、ぴんとくるタイトルはなかった」




という言葉の意味がわかりました。



どうやら著者の近藤史恵さんは大のロードレースファンのようで、インタビュー内容が本題とはそれてジロやツールの話でもちきりになったようです。(本人はロードバイクには乗らないそうです)




自転車スポ根とは違った感覚でなかなか楽しめる作品だと思います。



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